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その文字読めてる?フォントの大きさ限界ポイントを知ろう!

2020/02/15
その文字読めてる?フォントの大きさ限界ポイントを知ろう!

以前見かけたこのPOP!!!!

「必需品だからこそ毎日安く!」の99円の商品。

 

  

 

読 め ま す か〜〜〜〜〜!

  

「大根」。

商品が目に前にあるのでわかったけど、この画像だと商品がなんなのか認識するのに時間が・・・。^^;

平ったくて読みづらい!!

このように、縦を平たくすることを「平体(へいたい)」、逆に横を長細くすることを「長体(ちょうたい)」といいます。

デザイン的にこうしたい、という場合のほかに、決められたスペースに文字が入らない場合に使用します。 

平体も長体も変形の限度がある

 今ではパソコンで簡単に文字の変形ができるので何気なくやってる平体、長体ですが・・・

この変形の度合いは


  • 平体1(長体1)=正体(せいたい)に対し90%
  • 平体2(長体2)=正体(せいたい)に対し80%
  • 平体3(長体3)=正体(せいたい)に対し70% 

と、表現されます♪ 

そして基本的に読みやすさを考えると、文字の変形は「平体3(長体3)=正体(せいたい)に対し70% 」までがベストです。

とは言っても、どうしてもそのスペースに入れなくてはならない場合には、もうちょっと変形させたり、文字間隔を詰めたりという調整をします。

見やすい変形率は

「平体3(長体3)=正体(せいたい)に対し70% 」、覚えておくと◎。

細かなことですが、こういう積み重ねがデザインの基本!

最低限の文字の大きさを知っておこう

名刺などパソコン上ではカッコよく見えてたのに、出力したら文字が小さくて見えづらい!!というあるある。

 

パソコン上では簡単に拡大縮小できちゃうけど、実寸を考えなくちゃいけません。

見た目ではなくそのフォントが何ポイントなのか?数値で確認することが大事です。

 

 

ちなみに、最小フォントの大きさは5.5pt(ポイント)。 

これは注釈や、ルビ、約款などに使うくらいの小さな文字。

「※写真はイメージです」、「※実際とは多少異なりますのでご了承ください。」など、しっかり読ませるというよりは、一応読める、、、、何かあったときに「記載してますよ」と伝える大きさ。

読み見づらくて困ること


やまたに家へのご依頼で結構あるのが、名刺の記載内容の「文字を大きくしたいんです」というもの。

名刺をお渡ししたものの、「見えないよ!」と言われてしまったんですと。

 

 

その名刺を拝見すると、名刺の文字の大きさが最低ポイント数なかった〜〜〜〜!!

そして、その日の顔ぶれは人生の先輩が多数、かつ、お酒のはいる場で照明がやや暗め。

 

文字の大きさが小さいのは、致命的!!!><;

  

 

ご自身が大人眼(老眼)になって見えずらいから、という理由でのオーダーもありますが、文字の最低ポイント数は抑えたいところ。

そして、どの年代の方に渡す機会が多いのか?というのも、文字の大きさを決めるポントになります。

(若者でも最低ポイントは下回らないこと!)

  

  

今日は、デザイン、文字の大きさの基本を知ろう〜〜〜でした!

5.5 ポイント!! 忘れないで!

 

 

 

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