フォント。身近な視認ツール
あ〜昔のテレビはよかったな〜って時々思うことありません?私は良く思います。昔のリバイバルのドラマやドキュメンタリーの再放送を見て感じることが良くあります。
なぜ?それは、テロップがシンプルなんです。ゴシック又はナール(丸文字)など使っていて、しかも色は白一色か背景に合わせた黒。
コレは少なく言葉を補うサブ的なツールではあるんですが、特に目立つ必要はなく、でも認識されないと困る。それは、難聴の方などへの配慮からちゃんと番組内容で演者やナレーションの内容が画像と文字で伝わるためにあります。
え?広告の話でしたよね。
そうです。広告の話でしで今回はフォント!文字ですマジで。
そう、広告もテレビも、最近ではYouTubeなどの情報発信ツールには必ずと言って文字が、重要になってきてます。
特にテレビやYouTubeが顕著で、いかに視聴者やフォロワーに情報を発信するために目立つ仕様になっているように思います。
悪いとは言いません。目立ちすぎる!それは時にはうるさいとさえ感じる時もあるんです。
フォントだけならまだしも、フォントに小技(あしらえ)を施して、一見ロゴっぽく見せる感じのものよく見かけますが、人間の認識感覚でパッと見て文字が何を書いてるか認識するより、デザインの塊となって認識してしまうこともあるので、内容は伝わらないことも。
シンプルが一番とは言いません、できれば、本来の番組タイトルはロゴっぽく、サブタイトルで次に何が出るよ!っと伝えるフォントはもう少し抑えた色合いと文字だったら伝わるのにと個人的には思います。
広告においてのフォントの重要性
テレビ業界やYouTubeは花形のメディアと言っても良いと思いますが、日常に溢れるチラシやフライヤーは、生活において身近にある情報源となっており、マイプレイヤーと言っても良いでしょう。
ただし、マイプレイヤーが迷プレイヤーになっては本末転倒。情報どころか嫌悪感さえ覚えさせて、お客様を混乱させてしまうこともあります。
色合いなどは、前回のブログで書いてありますが今日はフォントのお話。
フォントって最近では無料やフリー素材のものがたくさん出回って、多種多様な文字が存在しております。
何百種類あるフォントの中から数十類選んでダウンロードしてエクセルやワード、Illustratorを持っている方なら容易にデザインする画面に、チラシの原稿をコピーして、フォントを選んでレイアウトするとは思います。
この時、欲張りさんは損をします。なぜ?紙面上に沢山の趣の違うフォントが並んでいた場合どうなるか想像してみてください。
例えばタイトルがポップ系の可愛いフォント、日時を知らせるフォントが明朝、サブタイトルに毛筆書体、本文が太いゴシックとかで、その他の情報もバラバラのフォントでまとまりのない場合、きっとそのチラシやフライヤーを見た時、落ち着かない感覚になると思います。
フォントには、TPOといいましょうか?その時々によって使って良いフォントとダメなフォントがあるんです。コレはデザイン業界なのか、場面場面によって、先輩から教わってきたり、見たり聞いたりして感覚を掴むのが普通です。
でも、そんなこと習ってないよね〜っと思われると思いますが、そんな時良き見本になるのも、新聞広告などに折り込みで入ってくるチラシやお店に置いてあるフライヤーなどが良きお手本となってきます。
見本をみて、このデザインカッコいい、このデザイン可愛いなど感覚が合えば、そのデザインは自分の感覚に合っていて、見ていて気持ちの良い感覚を持つことが重要です。
そんな、参考書的なチラシやフライヤーの文字のバランスや使っているフォントなどを真似て使ってみるのも一つの手だと思います。
是非ご参考にしてみてください。広告デザインのスタジオシンカー[やまたに家]
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