樽前ガローに着いて、ようやく撮影に入れる段取りに。
メンバーは私、フォトハンターYOU 山谷裕一
いたずら画伯 やまたにちえ
苔グラファーゆかりん 徳永由香理
このメンバーで撮影を始めることになるんだけれど、三者三様で撮影する対象物がまったく違う。
基本的に樽前ガローとは、切り立った崖に苔がビロードのようにびっしりと茂って、美しい回廊に岩を削った美しい清流の写真ん有名で、写真家の間でも朝靄に煙る緑の回廊の写真が基本中の基本となっている。
各々、各自自分のポイントを探して撮影スタート。
まだ日が昇って早い時間なので、苔の回廊には清流の清らかな流れの中、朝靄に煙って幻想的な情景が広がっている。
僕といえば、カメラと三脚を装着して、準備万端と言わんばかりの長靴を履いて夏の冷たい清流の中に入っていく。
足元の小石などに気をつけながら、三脚を立てカメラを構えて構図を探す作業に集中しこの美しい風景を撮影するために全神経を集中させる。
途中構図を変えながら、いろんなポイントで小一時間撮影に夢中になっているともう、樽前ガローの撮影に適した時間はあっという間に過ぎてしまう。
樽前ガローへ朝日が昇りだし、朝靄に日の光が差し美しいコントラストの情景を生み出す。その時間を過ぎて昇りきった太陽の日の光ではこの景観にはそぐわない時間帯に突入してしまう。
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そんな中?あの二人は?ちえは写真もそこそことっている感じで、楽しんでるかと合流してみれば色々いたずらをしていたようで。
大きな岩にびっしりと苔が茂っている(まるで大きな苔玉)、そんな良き被写体を見つけて数カット撮影した時、なぜか違和感を覚えて、ふと写真を見返すと葉っぱや石が苔の上に乗っているが普通じゃない。
そう、ちえがいたずらして大きな苔玉に顔をほっぺたと口を作っていた!やられたよ。撮影してる時まったくもって気がつかなかったから。まあ、いつものいたずらなのでなんも言えないよね。もう次の被写体(ターゲット)を見つけてひたすらハンティングしている。何を狙っているか?
それは、苔グラファーゆかりん!
カメラにマクロレンズを装着し、ありえない角度とありえない近さで苔の撮影に集中している!
その様は見ていて面白いのだけれども、本人にしたら必死で苔の世界を堪能している。実際撮影カットが増えるたびその撮影技術は上がっていくんだけれども、まあ、使えないグラグラの三脚を三脚として使用していないところもゆかりさんぽくて見ていて面白い。
見かねて、予備三脚をゆかりさんに貸して使い方をレクチャーしてまた苔の撮影に没頭してもらうんだけど、周りで見ていた「やまたに家」と言えば!ゆかりさんにロックオンして被写体が樽前ガローどころじゃなくなってしまった。
この時、撮影した苔グラファーゆかりん(徳永由香理さん)の数カットの写真が10月ごろカレンダーを作るその中の写真に選ばれるなんて、この樽前ガロー撮影の時はまったくもって予感も感じさせない、楽しい撮影のツアーだった。
風景を撮影に行く人は、あらかじめその場所って決めたらあまり撮影ポイントを変えることは多分ないんだろうと思いつつ。三人の撮影珍道中(もう趣旨がちがうw)は続くのです。
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