樽前ガロー撮影後、網を張っていた国家権力に捕まるアクシデントを乗り切り、向かうは恵庭のむらかみ牧場。
その前に、目的は苔グラファーゆかりんの苔の写真を収めるべく行動しているのだから。
ルートは、国道276号線を支笏湖方面に抜ける道ではなく、あえて森の中に入っていく道々141号線を樽前山登山口方面い家事を切り、支笏湖(苔の回廊)方面を割とゆったりしたスピードで抜けることに。
途中、良さげな国有林の林や森を抜けるルートで、木々が生い茂る森の中に朽ち果てた倒木に繁茂する苔を見つけしばし撮影タイムが始まる。太古の森が残るこの一角に太陽光が真上近く登った時間帯、木漏れ日の光が木々の間から差し込み、倒木に生えて苔とその周辺に光が当たりキラキラと輝いている。
ゆかりさんといえば、もう苔にロックオン!多分何を言っても今は聞く耳を立てることもなく苔に集中しているに違いない。私もとりあえずこの太古の森林の中、まるでもののけ姫のこだまがそこらじゅうにいる感覚に意識を集中させることもないのだけれど、カメラ片手に気分はネイチャーフォトグラファーさながらに被写体を追っかけている。
撮影者 苔グラファーゆかりんの技術の向上
目的の場所は樽前山登山口方面と支笏湖に向かうT路地を通り過ぎ、一車線の道が続く曲がりくねった、森林の中の道をほど下った先に良いポイントを見つけ、車を路肩に駐車して、各々の撮影の時間が始まった。
この、撮影の工程でもその片鱗は存分に発揮しているが、苔グラファーゆかりん(ゆかりさん)の撮影スキルはどんどん向上しているといってもおかしくない。
1年前は、カメラも持たずに携帯(スマホ)にマクロレンズを装着して、近所や駅のホーム、はたまた神社の境内に繁茂している苔を撮影してたのだから面白い。
人の好きって感情は向上心を高め技術を向上させるにはもってこいのスパイスだと感じている。
そんな、ゆかりさんとやまたに家は知り合って時間もそんなに経過していないが、1年前の2019年秋に何かキラリと感じていたと記憶している。
そんなゆかりさんに、サブ機で今は棚の中で眠っているCanon EOS40Dデジタル一眼レフとtamronマクロレンズ90mmをレンタルすることにしてみることしてみた。
レンタルしてしばらくは様々な苔や植物、静止物を撮影している感じだったけれど、苔の写真といっても苔むした庭や苔むした神社仏閣などの被写体を全体に入れる構図で撮影するのが一般的な撮影だと思っている方も多い。
そこは自由な感性をお持ちのゆかりさん。捉える写真は被写体にぐっと寄ったもの、まるで苔の森に入ったかのような世界観を表現する撮影方法になっている。
この後、どんどん表現をして2020年の暮れに趣味でカレンダーを作って友人に販売するところまで広げていたけれど、そのカレンダーと今回のカレンダーの話はまったく違う別もです。
この、備忘録はあくまでカレンダー制作に携わるまでの流れを、カメラマン自体に同行して撮影するところから、書き出している。
まだ、先はもう少し先ではあるが今日の話はここまで次回につづく
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