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ロケハンという名の観光かもしれない(その4)

2022/01/25
ロケハンという名の観光かもしれない(その4)

温泉街に絶品の洋食屋(喫茶店)、望羊蹄(ぼうようてい)!

 

洞爺湖中島の、現地確認から遊覧船にのって温泉街に帰ってきた私たち、ちょうどお昼の時間帯になっていたため遊覧船の到着口からほど近い洋食屋へ、昼食を食べに向かいます。

洞爺湖温泉街ではちょっと有名で、店名は「望羊蹄」といって、まさに羊蹄山を望むように建てられている喫茶店。喫茶店と言っても歴史は古く、店主が昭和21年(1946年)7月、山ひだの残雪が光る日に、洞爺湖の刻々と変わる湖の表情を羊蹄山が引き締める眺望に見せられてオープンさせたらしいです。

喫茶店とお店の紹介のページでも出ていますが、洋食屋といっても言い過ぎではない味わいのメニューたち、どの料理を食べても絶品なんですが、特にポークチャップの味は絶品、分厚い豚のロース肉をじっくり焼き、オリジナルケチャップスースが絡んで、ご飯との相性も抜群。

 


今回はカツカレーが食べたくなったので「カツカレー」をチョイス。デミ系の味わい深いカレーもめちゃめちゃうまかった〜〜〜。

 

脱線脱線、食事を取りながらこの後の現地確認と本番に向かって何をするかアーティストと軽く打ち合わせをして、今日撮ってきた写真を携帯に移して、画像確認。簡単な現像作業は携帯上でもできるんですが、やはり帰ってから画像はパソコンで処理するとして、現地でどんな風にアーティストを撮影するかの確認作業になります。


しかし、実際に朝一に行った金比羅火口の確認ができなかったのが痛い。火口淵がどうなっているのか想像がつかない、今回アーティスト、その友人、ちえ、僕と4人で行動しており、実際に現地の確認をしたのは数日前にアーティストの友人ただ一人。

食事を取りつつ、火口付近の状況を聞き出し、朝一撮った写真を確認しながら火口の縁の想像をするしかないようだ。

縁の幅約1〜1.5メートルしかなく、アーティスト(演者)を二人立たせて、その他にカメラワークをどうするかがいまいち決まり切らない。これは、当日現地に行って直接セッティングになりそうだが、結構行き当たりばったりに撮影になることになると思われる。

 

まあ、基本的にデザイナーってなんでも屋なんですけど、今回依頼された案件は!ドローンによる空撮、地上でムービー撮影、アンド、スチール撮影。その他機材の運搬に現地調査、ドローンの飛行申請とタイムスケジュール管理。

基本アーティストは現地お任せになるっぽい雰囲気の中、依頼を受けた案件なのです。

あちゃ〜〜〜いっぱいやること多いな←(心の声w)

昼を食べ終わって、まだ日が高いうちに次の目的地い向かうことになるんですが、向かう場所は洞爺湖から唯一水の出口となっている「壮瞥の滝」で、この滝だけが洞爺湖の水を流れ出ている場所になる。高さ18メートルの落差を流れ落ちる瀑布でその流れは調整できるとはいえ、壮大な水の流れが期待できる場所である。

その、期待が膨らむ中、車で約20分ほどで「壮瞥の滝」入り口に到着し、小川にかかる橋を渡って滝壺むかうことになるんだけど、ここで疑問が、「小川?立派な橋?」壮瞥の滝は水量も多く、小川なんて手前には存在しないはず!はてなマークを頭に浮かばせながら、滝壺へ向かう道を進み始めた時異変に気づく。


あれ。水量めっちゃ少なくない?しかも、流れ出た洞爺湖の水で川は常に大量の水が流れ出ている状態。いま目に飛び込んできている景色には、川底がみえて、水量によって削られた岩盤がまるでコンクリートを敷いたように真っ平らになっている。

あら?なんだか今回もとい嫌な予感はするものの、作品とアーティストを川底と対岸に容易に渡れるので撮影しつつ、いざ、滝壺!!!!!


あ〜〜やっぱりかと思いたくなるような、瀑布はなく、上部から水量を絞った水が滝の縁を伝って落ちているなんとも冴えない、状態の滝を目にしてしまったのだ!

なんとも、今回は締まらない結果にはなったけど、インターネットで調べるとどうやら、ロケハンの時の壮瞥の滝は水量調整とゲートの補習点検のため、水量を極端に減らし、別に作っている水路で水を放流していることがわかった。本番の撮影の時には調整が終わっているらしいので良いのだが、肝心の水の流れ出しぶきがどれだけ飛び散るのか想像もできないことです。

 


撮影するにも、機材は濡らしたくはない、想像で水が飛んでくると仮定して機材用のカッパなど仕入れる必要がありそうだと。。

これも、予測で機材を守るための準備が必要なことはわかりました。



これまでのお話はこちら〜〜

ロケハンという名の観光かもしれない(その1)


〜新しい試みのため、ロケハンを敢行した記録

 

ロケハンという名の観光かもしれない(その2)

〜ドローン申請は結構大変

 

ロケハンという名の観光かもしれない(その3)

〜噴火で誕生した巨大カルデラ湖は、11万年もの悠久の時の流れをたたえる。


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